League&Statesの世界の航空行政?

英国海軍航空本部発案による、特空母構想

    • 優秀商船助成金・1936年度海軍予算案

地中海航路の大型客船などには、かねてから空賊対策として戦闘飛行艇などの搭載を検討されていたが、中東情勢の緊迫に鑑み、航路の安全を図るためより積極的な保全策を海軍主導にて推進する事を目的とする。*1

「大型商船について、水上機の搭載・発進設備を備えるものに対して助成を行う。」

      • ブリッジ下部に格納庫(水上機2〜3機収用)及び前甲板に射出機または滑走台を装備するAクラス(主に客船向け)*2
      • 帆布による仮設格納庫を設置可能なスペースと、隣接したカタパルトを搭載するBクラス(海峡連絡船など、主に貨物船向け)*3
      • カタパルトのみを搭載し、格納設備は持たないCクラス*4

「カタパルトは海軍から貸与される。*5
「民間船搭載型水上戦闘・偵察機の競争試作仕様書、O.5/36の発簡*6

Fleet Air Arms次期主力・及び補助艦上戦闘機

北米戦線での戦訓に鑑み、砲塔式の重戦闘機と、軽快な軽戦闘機の協同運用は非常に有効な戦術であることが確認されている。
また、正規空母に搭載する重戦闘機と、小型空母に搭載可能な軽戦闘機の併用は、海軍航空隊としても理に適っており、現在運用試験中のデファイアントの改良に加え、グラディエーター艦戦の後継機の開発も行うべきであるとの所見を得た。*7
なお、軽戦闘機については現行グラディエーター等と同様、整備性を鑑み空冷発動機の装備が望ましい。*8

海軍名称はグロスター「グレイファントム」を予定。

    • 武装
      • Mk.IA 7.7mm(Cal.303)機銃8丁(翼内)
      • Mk.IB Oerlikon FF 20mm機関砲2門・7.7mm2丁(翼内)

攻撃機戦力の調達

  • 基本は雷撃機重視である。
  • 爆撃機は偵察もその任務とする(索敵爆撃)
    • ちょこっと戦闘能力もあるとうれしいな、っと

と、云う方針は史実通りと。
1935〜36

最新鋭のフェアリー・ソードフィッシュ艦攻が採用されたばかり。随時、ブラックバーン・リポン艦攻から更新中。

仕様書O.27/34によるブラックバーン・スクア艦上爆撃機が開発進行中。

*1:意図:補助巡洋艦(Armed Merchant Cruiser)としての徴用時に、航空偵察能力を付与して船団の安全に寄与させる

*2:補助巡洋艦を想定

*3:特設水上機母艦を想定

*4:比較的小型の船舶でも可能。特設防空船(Catapult Armed Merchantmen)

*5:巡洋艦用のものの簡略型

*6:ブラックバーン・ロック水上戦闘偵察機/ホーカー・ハリケーンCAT特設戦闘機

*7:実質はグロスター社の技術継承と支援目的も含む

*8:小型空母や改装空母にても運用簡便なること。

*9:海軍発令

*10:1934年度航空省仕様書:F.5/34 海軍向け改修案