ふゆのろけっと
といふわけで、帰りの新幹線車中で「ほうかごのロケッティア」
読了。
- 作者: 大樹連司,しずまよしのり
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/12/18
- メディア: 文庫
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・・・厨二的アイタタタ、な描写にイロイロと捩れるけどね!
とりあえず舞台は宇津帆島ですか蓬莱学園ですか(さらに云えば島名は糸川博士だろーし、地名は吉信とか宮原とか聞き覚えのある地名がごろり)だし、キャラ名はκにコロリョフですか?
それで作中の描写で先駆作のタイトルは列挙されてるわ(勿論、ロケ夏に星ぷらも含めて)オネアミス絶賛リスペクトだわ音速雷撃隊だわ(30年生かしてくれたら、月までロケットを・・・とか言い残した少尉っておい)そしてラストがそれから、現在、なエピローグなのもロケットボーイズのお約束。
最後の機体の工程ががだいぶ割愛・圧縮されてしまっているのがおしいなぁおぃ。厚さが倍あればもっと、ああいやカワカミンレベルとは云いませんが、せめてもう100頁、いや50頁あれば・・・
(ただ、コロンビア事故のとチャレンジャー事故がごちゃになってる描写があったなー。コロンビアは再突入時の事故ですよ?(ああ、それともこの世界では民間軽便衛星の「シャットダウン」を起こすためにそういう設定になっている世界なのか。)
そういえば、技術剛田誌連載中の星くず飛行隊、ロケットの夏の前史なのだろうかな、やはり。
ロケ夏年表的に云えば43年にファーストコンタクトで大戦終結だし、そのあたりのエピソードになるのであろうか。
しかし雷電11型といいまーちんPBMといい、じじ氏メカ絵に力入ってるなぁ!と。
とりあえず現在第一話をwebで無償提供中ということなので、先月号を見逃した人も安心ですね!とか。