ふゆのろけっと

といふわけで、帰りの新幹線車中で「ほうかごのロケッティア
読了。

ほうかごのロケッティア (ガガガ文庫)

ほうかごのロケッティア (ガガガ文庫)

うん、点火して一気に駆け上がっていける(途中での挫折経験はお約束)そしてまぁ、最後は天下無敵のHAPPY☆END!な実にロケットノベルでした!
・・・厨二的アイタタタ、な描写にイロイロと捩れるけどね!


とりあえず舞台は宇津帆島ですか蓬莱学園ですか(さらに云えば島名は糸川博士だろーし、地名は吉信とか宮原とか聞き覚えのある地名がごろり)だし、キャラ名はκにコロリョフですか?
それで作中の描写で先駆作のタイトルは列挙されてるわ(勿論、ロケ夏に星ぷらも含めて)オネアミス絶賛リスペクトだわ音速雷撃隊だわ(30年生かしてくれたら、月までロケットを・・・とか言い残した少尉っておい)そしてラストがそれから、現在、なエピローグなのもロケットボーイズのお約束。


最後の機体の工程ががだいぶ割愛・圧縮されてしまっているのがおしいなぁおぃ。厚さが倍あればもっと、ああいやカワカミンレベルとは云いませんが、せめてもう100頁、いや50頁あれば・・・
(ただ、コロンビア事故のとチャレンジャー事故がごちゃになってる描写があったなー。コロンビアは再突入時の事故ですよ?(ああ、それともこの世界では民間軽便衛星の「シャットダウン」を起こすためにそういう設定になっている世界なのか。)






そういえば、技術剛田誌連載中の星くず飛行隊、ロケットの夏の前史なのだろうかな、やはり。
ロケ夏年表的に云えば43年にファーストコンタクトで大戦終結だし、そのあたりのエピソードになるのであろうか。
しかし雷電11型といいまーちんPBMといい、じじ氏メカ絵に力入ってるなぁ!と。
とりあえず現在第一話をwebで無償提供中ということなので、先月号を見逃した人も安心ですね!とか。