THE LONGEST HOME

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あと、半年というところなのに!

[http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20091109-OYT1T00774.htm?from=y10:title=■探査機「はやぶさ」帰還ピンチ、エンジン1台停止
(読売新聞 - 11月09日 21:10)]
 地球と火星の間の軌道を回る小惑星イトカワへの着陸に成功し、地球帰還を目指している日本の探査機「はやぶさ」のエンジン1台が停止したことが9日、明らかになった。

 はやぶさの4台あるエンジンのうち、2台はすでに劣化などで動かしていない。残る2台を使って、地球を目指していたが、今回のトラブルにより、動くエンジンは1台のみとなり、帰還できない恐れが出てきた。

 宇宙航空研究開発機構によると、今月4日、作動していたエンジン1台が停止。9日まで復旧、再起動を試みたが、作動していない。劣化や動作不安定などの理由で、動かしていなかったエンジン2台についても再起動を試みたが、動かなかったという。

 現在、はやぶさは地球から約1億6000万キロ・メートル離れた場所を進んでいるが、残るエンジン1台だけでは、スピードが不足するため、うまく地球に帰還できない。

 はやぶさは03年5月に打ち上げられ、故障やトラブルなどを乗り越えて小惑星イトカワに着陸。現在は地球帰還へ向けて加速していた。来年6月、大気圏に突入し、直径40センチ・メートルの耐熱カプセルを豪州の砂漠に落とす予定で、中にイトカワのかけらが入っているかどうかが注目されている。


小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジン異常について
平成21年11月9日 宇宙航空研究開発機構

 小惑星探査機「はやぶさ」は平成22年6月の地球帰還に向けて、第2期軌道変換を実施中でしたが、11月4日(水)(日本時間)に、作動していた主たるイオンエンジン1基(スラスタD)の中和器の劣化による電圧上昇により、自動停止していることが確認されました。以降、同スラスタの調査及び復旧を試みてきましたが、現時点では、まだ再起動に至っておりません。

 JAXAでは、現在、探査機の状況を確認するとともに、地球への帰還に向けた対策について検討を進めています。検討結果がまとまり次第、あらためてお知らせいたします。


【注】「はやぶさ」は主推進装置として4台のイオンエンジン(スラスタA〜D)を搭載しており、各スラスタの状態は以下のとおりです。第2期軌道変換ではスラスタC,Dの2基で地球への帰還を計画しておりました。
スラスタA:打上げ直後に動作不安定等があったため、運用を休止中。
スラスタB:中和器の劣化による電圧上昇があり、運用を休止中。(平成19年4月以降)
スラスタC、D:それぞれ中和器の劣化による電圧上昇の傾向が生じている。
なお、スラスタCについては現在停止中であるが、稼動することは確認している。

なんてこった、大至急ソロモン宇宙協会に連絡を!
救難は成るのか。
・・・あとは、はやぶさチーム宛でリポビタンを可及的速やかに供給すべき。

CLEAR AETHER!