海門問題続報

さて。
おかげで新造艦は一向に就役予定が立たない状態になっているわけですが
(いい加減あきらめてWDCかHGSTを購入すべきか。余計な出費がこれで1万・・・うぬれ海門、二度と買わねぇ!)
ちょっとした情報のリークがあった模様です。

なお、本当かどうかは不明なのですが、本家Slashdotにて「maxtorman」と名乗る「Seagateの技術者」が以下のような興味深い書き込みをしています。


・1.5TB HDDの不調問題は当初軽く見られていた(1.5TBのは全体の5%)
・意外に大きい問題とわかり、急遽CC1H と SD1Aが作られた。
・これらは一般配布において必要なチェック(部品が対象のものか等)を含んでいなかった。

SeagateのHDDの問題が大きくなると、中間管理職連中がパニックを起こした。
・彼らはSeagateの信用がかかっていると主張して、いますぐCC1H と SD1A を公開することを要求した。
・CC1H と SD1A は、公開されたが、従来公開に5つのチェックが必要だったのに対して今回は1つだけ、単に別のファイルで無いかどうかだけが確認された。
・その結果、500GBモデルを中心にSD1Aによる2次災害が発生した。

・ちなみにSD系の突然死の原因は単純である。よくないことだがよくあるミスだ。
・これらのHDDは不良ログを記録するエリアを320個持っていて、不良セクタ・書き込み失敗などのエラーを順に記録していく。
・最後にログが記録されたエリアがちょうど320番地の時に電源を落とすと、次の起動時に起動不能となる。ちなみに320を超えると1番地に巻き戻るので問題ない。
・これらのエラーログはホームユースの非RAID環境下では数日に一つしか増加せず、かつ運悪くジャスト320番の時に電源を切らないと発生しない問題のため、RMA対応で問題ないとみなされた。


彼はこのことを外部にリークしたのがばれてクビになるのが恐くて、名前を名乗ることはできないそうですが、やたら詳しい内容なだけに本家Slashdotでは質問が殺到、そのすべてにかなり詳細に答えており、サポートの現場が混乱しており、どのサポート要員も十分に訓練を積んでおらず、世界中からファームウェアのアップデートを求めるメールが山のように殺到して処理待ち状態になっている、などの興味深い内情を次々と暴露しているようです。

最初にある「・1.5TB HDDの不調問題は当初軽く見られていた(1.5TBのは全体の5%)」はライトバックキャッシュがらみの不具合の話しと思われ、それの緊急対応を行ったが品質管理がまともに行われずにごらんの有様だよという流れか・・・

で、「サポートの現場が混乱しており、どのサポート要員も十分に訓練を積んでおらず、世界中からファームウェアのアップデートを求めるメールが山のように殺到して処理待ち状態になっている」・・・あー。
こりゃやっぱり追加調達決定かー


がんがれマックストアメン。海門氏ね。


Seagate製のハードディスクに致命的不具合騒動、現時点での各ショップの対応はどうなっているのか?より。