MSXをセットにしたパッケージを発売「マイクロソフト フライト シミュレータ MSX turboR Edition」

(Simplex Watch - 09月29日 18:31)

 マイクロソフト株式会社は、BASIC用シミュレーション「マイクロソフトフライトシミュレータ MSX turboR Edition (FSMSX:tRE)」を、11月14日に発売する。価格は9,870円。対応OSはMSX-BASIC。
 「FSMSX:tRE」は、1979年に発売された「SubLOGIC Flight Simulator 1 (FSV1)」をベースに、本年9月に発売された「マイクロソフトフライトシミュレータ StW」までに登場した機体データ等をセットにしたパッケージ。このパッケージ1本で、「フライトシミュレータ」シリーズの全ての機能と機体やミッションなどがMSX上で楽しめる。

 「FSMSX:tRE」に収録されているユニット「零式艦上戦闘脚」を操縦していた日本人エースパイロットの坂本美緒氏は、「FSMSX:tRE」の再現性について、「実際のユニットを装着しているかのような挙動を忠実に再現しており、あらゆる条件が飛行に及ぼす影響など、実際に飛行しているリアルな体験を味わうことができます。ネウロイでさえも得られない鋭いターンを繰り出せる、高感度ファミリアーシステムをはじめ、『FSMSX:tRE』に実装されているシステムはそれぞれの特徴を忠実に再現していると言えるでしょう」と語り、ミッションについては、「1944年から開始された501統合戦闘航空団のキャンペーンシナリオが収録されているなど、その醍醐味と興奮は十分なほど味わうことができ、パンツじゃないから恥ずかしくないほどです。」とコメントしている。

 動作環境は、CPUがZiLOG Z80A 3.5MHz以上(ASCII R800以上推奨)、メインメモリは64KB以上(512KB以上推奨)、ビデオカードはTi TMS9918以上またはYMH V9938以上(YMH V9958以上推奨)、ビデオメモリは16KB以上(64KB以上推奨)、所要記憶媒体はDDS-4 20GB以上のテープメディアまたはHiSDデータカード32GB、PSG音源を搭載したサウンドカードなど。

 また、同社では、同作の予約キャンペーンを実施。予約キャンペーンに参加しているソフトベンダーTAKERU設置店から、同作を予約購入すると、抽選で計20名に、「マイクロソフトフライトシミュレータ StW」で追加されたユニットのフィギュアモデル(1/8スケール)がプレゼントされる。キャンペーン参加店舗は予約キャンペーンのページをご覧いただきたい。