Panavia2000

・・・ヱ、トーネード違う?

ふむ。

ちでぢ移行予定はまだ先だけれど、人柱諸兄の情報を収集しつつ検討をば。

専用レコーダーとの違いは? トルネでできること、できないこと
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1149091&media_id=35
トルネにできること

・地デジの視聴
・地デジの録画
・外付けハードディスクへの録画
・番組表の閲覧、番組検索
・ゲーム中やBD/DVD視聴中の同時録画
・スタンバイ状態での予約録画開始
・録画番組のPSPへの書き出し
・見ながらネット機能

 このあたりは、最初の体験会記事でも触れているので詳しくはそちらをご覧下さい。地デジレコーダーとしての標準的な機能はひととおり備えており、「トルネがはじめての地デジレコーダー」という人なら、特に不満や不便を感じることはないはず。また同時録画機能をオンにしておけば、ゲーム中やBD/DVDの視聴中であっても予約録画が可能(※)であったり、スタンバイ状態でも予約時間になれば自動的に復帰し、録画を開始してくれたりと、隅々まで行き届いた気配りにも好感が持てます。

 録画した番組はPSPメモリースティックに書き出し、PSPで視聴することも可能。また「見ながらネット機能」では、画面右側にブラウザを表示し、テレビとネットを同時に楽しむことができます。番組中に気になったことを調べる――というのが基本的な使い方となりますが、Twitterや各局の実況スレッドなどを表示しておいても面白そうです。

※ゲームによっては正常に動作しない場合もあるとのことです

トルネにできないこと

・BS/CSの視聴および録画
・録画時の画質設定
・録画中のチャンネル変更(裏番組録画)
・録画中の追っかけ再生
・録画番組の編集
・外部メディアへの書き出し
・トルネ、PSP以外の機器での録画番組再生
・W録画
XMBからの録画番組視聴

 専用機にはは可能で、トルネにはできないこともあります。まず当然ですが、トルネは「地デジレコーダーキット」なのでBS/CSには対応していません。またチューナーを1基しか搭載していないため、2番組以上の同時録画や、裏番組録画なども不可能。このあたり、ガンガン録画したいヘビーユーザーにはちょっと物足りないかもしれません。

 また注意したいのが、トルネで録画した番組は基本的にトルネでしか見ることができないということ。BDやDVDといった外部メディアへの書き出しはもちろん、別のレコーダーへのムーブやダビングも不可能。録画番組を見る場合には必ずトルネを立ち上げる必要があります。その他、CMカットなどの編集機能などもなく、番組の保存や出力といった機能では専用機にやはり一日の長があります。

トルネにしかできないこと

・なめらかに動くインタフェース
・分かりやすい操作方法
・なにもかもが高速
・トルミル機能
・視聴履歴の集計(チャート機能)
・トロフィー機能
PSPによるリモートプレイ

 逆に専用機にはない、トルネならではの魅力ももちろん存在します。機能面では、PSPを使ったリモートプレイがユニーク。アドホック通信が可能な範囲なら、家のどこにいてもテレビ番組の視聴が可能となります。お風呂場や自室のベッドなどで録画した番組を消化できるのは意外に便利で、他にもキッチンやトイレなど、いろんな場所での活用が考えられそう。

 また個人的に気に入っているのが「トルミル」機能で、これはその番組をどれくらいのユーザーが視聴・録画しているかが分かるというもの。例えば選局画面で「ミル」数が多ければ、「ああ、いまの時間は○○テレビが盛り上がっているんだな」と一目で分かるし、番組検索で「トル」数順にソートすれば、話題の番組をすぐにチェックすることが可能。まめにチェックしておけば「あっ、昨日M-1グランプリやってたんだ!」といった悲劇を防げぐことも可能です。現状ではランキングの上位をアニメ番組が占めまくっていますが、そこはまあ、ご愛嬌ということで。

 ――以上、ごく簡単にではありますが「トルネにできること」「トルネにできないこと」「トルネにしかできないこと」の3点にわけて、トルネの特徴・機能を整理してみました。

 もしもトルネと専用機、どちらを買ったらいいか悩んでいる人がいたら、まずは自分の視聴スタイルが「どんどん録画してどんどん消去したい」派か、それとも「録画した番組はきっちりCMもカットしてBDに焼いて残しておきたい」派かで判断するといいかもしれません。シングルチューナーで、外部メディアへの書き出しも不可能なトルネは、後者のスタイルにはまったく向きませんが、一方で筆者のように普段はあまりテレビを見ず、気になる番組だけチェックできればいい――という人にはよく馴染むのではと感じました。