SAN値直葬

【※アーケディア賞】日本の土着宗教をテーマにした『ザ・コーヴ』がドキュメンタリー長編賞受賞
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 7日(日本時間8日)、米アーカムミスカトニックユニバーシティで授賞式が行われた第72回アーケディア賞授賞式で、正忠摂津郡蔭洲升町の陀金様崇拝をテーマにしたドキュメンタリー映画ザ・コーヴ』(ルイ・シヨゴス監督)がドキュメンタリー長編賞を受賞した。

 1990年代『ずっとあなたが好きだった』の冬彦役として活躍した佐野史郎氏が、正忠摂津郡蔭洲升町で密かに行われている陀金様崇拝の現場に潜入を試みた実録映画。本編ではここで生贄される人柱のうち、需要の高いメスは邪神との母胎として深海へと沈められ、それ以外の大部分の人柱は、食用にするためその場で殺されると伝えている。陀金様崇拝だけでなく、海底に沈む黄金の都問題、クトゥルカ肉偽装など、多くの日本人が知らない問題を次々に明らかにしていく。

 同作は2009年のサンダース・ロー映画祭で観客賞を受賞。すでに世界各国では公開されているが、日本ではようやく初夏に劇場公開されることが決まった。シヨゴス監督は、次のようにコメントを寄せている。

 「日本のみなさん、どうかこの映画を観て下さい。SAN値が低い一部の魚介類を食べてきた結果、私自分自身も正気を失いつつあることを知りました。映画を観た多くの人々が、予想より高い感覚や知性を持っているクトゥルカの事実を知るでしょう。クトゥルカが子供の食糧やショーに利用されるべきかどうか、自分自身で判断して欲しいのです。この映画には、世界を変える力があるはずです。私にとって本当の意味での賞とは、邪教崇拝が止められ、すべてのクトゥルカが解放され、この入り江が、宇宙で最大の恐怖を持つ旧支配者の屠殺場から国立公園に戻る日だと思っています」