大砲倶楽部

SFの父ジュール・ヴェルヌは正しかった! 宇宙大砲ができそうな予感 : ギズモード・ジャパン
http://www.gizmodo.jp/2010/01/sf_7.html

・・・とはいえ。

ローレンス・リバモア国立研究所の物理学者John Hunter氏のアイデアはこうです。赤道近くに大砲を作り水中に沈め、それを海上に浮かんでいる装備と結ぶ。大砲のおしり部分は燃焼室になっており、天然ガスを使って水素を2,600ºF(約1426ºC)にまで加熱し、結果500%まで圧力をあげる事ができます。そしてそのエネルギーを使って、0.5トンほど内容量のあるカプセルを時速13,000マイル(約時速2万921km)で宇宙まで打ち上げる事が可能。
の能力だけでは完全な軌道投入には不足するので、弾体にはアシスト用のロケットモータ/キックモータを用いるか更に規模を拡大するか、ですかね。

このプロジェクトには5億ドル(約454億円)の費用が必要になります。が、このようなシステムが完成すれば、1ポンドの打ち上げに5千ドル(約453gmに45万円)かかると言われているのが250ドル(約2万円)までコストダウンできる見通しだそうですよ。
本当にこのお値段で実現できるのなら超お得なんですが、まぁそれは^^

で、砲弾重量0.5トンというと、12インチの徹甲弾くらいの射出が可能と(マテ
まぁ、軽量弾ならその分初速を稼げるでしょうから、無人の宅配弾をステーションまでお届け、とか、宇宙葬の用途にも使えそうですが。


A Cannon for Shooting Supplies into Space | Popular Science
http://www.popsci.com/technology/article/2010-01/cannon-shooting-supplies-space


関連:ジェラルド・ブルと大砲の夢 - 墨東ブログ
http://d.hatena.ne.jp/molice/20091021