いとしゅうりょう

厭なニュースをチェックしてばかりというのも疲れるので、ここで明るいニュースを。

大阪の糸さんが福ミス受賞 '09/10/24 (中国新聞 地域ニュース)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200910240066.html
 福山市出身の作家島田荘司さん(61)が選者を務め、長編ミステリーの書き手を発掘する「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞(福ミス)」の第2回受賞作が23日発表された。大阪市在住の会社員、糸冬了(より・とおる)さん(44)の「伽羅(きゃら)の橋」が選ばれた。

 福山市などでつくる実行委が主催。国内外から集まった58作品の中から選ばれた。糸さんは「賞の重みを実感している」と喜びを語った。

 物語は、大阪老人保健施設が舞台。主人公の介護士は夫と子どもを殺害したという老婦人と出会う。1945年の大阪大空襲と95年の阪神大震災にまたがる謎を解き、冤罪(えんざい)を晴らす。

 島田さんは「巨大なスケールと優れた着想を備えた10年に1度の作品」と評価。来年3月に光文社(東京)から出版する。