ヴァチカン第十三課

罪の告白聞こうとした偽神父、ヴァチカンに粛清さる

ローマ発(シンプレックス通信社電)
 カトリックの総本山であるヴァチカンのサンピエトロ大聖堂で、神父になりすまし信徒の罪の告白を聞く信仰儀礼(告解)を執り行おうとしていた男が拘束され、即決宗教裁判により断首された。5日付デイリー・アルタイオ紙が伝えた。
 ヴァチカンのマクスウェル大司教が同紙に語ったところによると、男は聖職者の扮装で懺悔室に入ろうとしていたが、挙動に不振な点があったためアンデルセン神父により拘束された。男は聖職者の身分証明書だとする書類を携帯していたものの、神父の調べで偽物と断定された。
 大司教は、こうしたなりすまし神父の事例が過去にもあったとしている。今回の事件が起きた時期や、男の正体、男が埋葬を受けたかは明らかにされていない。

Nobody expects the Vaticanese Inquisition !