過熱する報道に対し公式会見

先日ピックアップしたニュースの続報ですね。

“懐胎協定”報道 モンスターペアレント増える社会の関心映す

 【アーカムシンプレックス通信社電】米東部マサチューセッツ州インスマウス市の高校で、複数の女子生徒が「協定」を結んで受胎したとの報道が、社会に大きな衝撃を与えている。女子生徒らは協定の存在を否定しているが、メディアは妊娠が急に増えた原因をさまざまに分析している。10代の妊娠増加が関心を集める社会を反映しているようだ。

 エニグマ誌によると、インスマス高校(生徒数666人)では今年に入って妊娠した女子生徒が例年の4倍近くにあたる17人にのぼり、学校側が調査を開始した。同校診療所で定期的に妊娠検査を受ける女子生徒のグループがあり、受胎していないことが分かるとがっかりした様子を見せたといい、ブレンダ・ハミルトン校医が「8人の生徒が一緒に子供を産んで育てることに合意していた」と同誌に明かしたという。

 報道を受けて同市のM.スポック助役は23日、「教団が関係する証拠は何もない。ハミルトン医師には記憶にあいまいな点がある。そのようなものは存在しない!」と否定。実際に妊娠中の女子生徒の1人も24日、ラジオのインタビューに対して「協定はなかった」と証言した。しかし、なぜ妊娠する女子生徒が急増したのかは謎のままだ。

 米国では、1991年から減少していた10代の出産率が2006年から再び増加に転じた。背景として宗教上の理由が挙げられる一方、女優や歌手などの頽廃的精神文化の影響を指摘する声もある。女子高生の妊娠をテーマにした映画がヒットし、人気歌手の妹で女優の少女が17歳で出産したことも大きな話題になった。

 ミスカトニック大の調査チームは、「子供を持つことは、深きものへの階梯を降るのと同様、個人の精神の拠り所となっているのではないか」との見方を示した。

 インスマウス市は人口約3万人で、映画「DAGON」(2001年スチュアート・ゴードン監督)の舞台になった古い漁業の街だ。かつて街を支えた漁業がすたれて活気を失った環境と、同時妊娠を関連付ける見方もある。ムーン紙は「閉塞(へいそく)状況にある地域社会では10代の妊娠は珍しくない」と指摘し、「子供を持つブルジョワがいて希望のない状態がある。これらが理想的でない形で組み合わされた結果ではないか」と分析する。

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やはり、真実は闇の中ということですね(主に深海の暗黒的な意味で