大和vsフレッチャー?それで?

まー、なんとゆーか?
アレゲな話題だったので何となく反応してみる?


もともとの話題はid:crow_henmi氏経由で
2007-03-25 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)跡地
此方
"大和vsフレッチャー級駆逐艦×10" - REV's blog
を更に経由して下記の2カ所が火元らしく。

http://inoue0.exblog.jp/5012377/
2007-03-25



更に、戦闘シチュエーションを考慮しないとあれなんですけどね。
馬鹿正直に小型艦と付き合う前に、出来る限り優位なポジションを維持しようとすれば
単純に全速で距離を稼ごうとする戦艦と最短距離で接近を図る駆逐艦と簡略化しても
DD33−BB27ktとすると速力差6kt(11km/h)
距離4万で双方視認として、5千まで詰めるのに要する時間は3時間以上と云うことに。

しかし、そんな単純な戦闘シチュが発生する戦闘は現実には想定しがたくこれまた双方の勝利条件の設定が(以下略


結局は、ドイツ装甲艦や高速戦艦による通商破壊を抑制したのは、連合国の船団護衛に何が投入されていたのかという話でもあり。


まぁ、

ならば逆にアイオワ級高速戦艦1vs陽炎級駆逐艦10ならどうなのよとか言う噺。

どうでもいい話だけれど

アメリカ軍の魚雷の射程はMk15で5,000(45kt)〜13,000(26kt)m*1。戦闘艦相手なら最大速度でしょう。ちなみにアメリカ軍駆逐艦は2基を両舷に装備しているので発射線は5本。

・・・巡洋艦の間違い?
米海軍の艦隊型駆逐艦の雷装は概ね片舷に4連装or5連装を2基以上指向可能とするのが標準で、話題のフレッチャー級は5連装2基を艦中心線上に配置。
トップヘビーで降ろされたりもしましたが、その前のサマーズ級などは4連装3基を中心線に装備。
マハン級あたりなら、中心線1と両舷1ずつの3基なので、1基撤去とかされた後なら片舷1ずつのみが残ることになりますが、その後のグリッドレー級以降のクラスでは、重雷装指向で4連装片舷2ずつ計4基*1


・・・まぁ、防空駆逐艦にも艦隊型だから、と5連装2基積むことを断固要求する英海軍もたいがい魚雷好きですが、米軍の駆逐艦乗りも何とゆーか。

なんだかんだ行って、駆逐艦も安くはない

高速を発揮させるための機関、対艦・対空・対潜にそれぞれ必要とされる兵装とそれを搭載する船体
・・・結構カネがかかるんですよね。

しかしまー、結局は思考実験の中のお話なのです

・・・めどい

*1:計画では、魚雷のジャイロ制御で両舷16発を目標に向けて一斉投下と、北上あたりにも負けていない投射射線数だったりするのが詰め込みすぎというかナンというか