内乱勃発
http://www.jla.or.jp/ziyuu.htm
読売新聞を閲覧制限 大阪・豊中の図書館
山口県周南市の徳山工業高専5年、中谷歩さん(20)殺害事件にからみ、大阪府豊中市の市立図書館が、殺人容疑で指名手配され7日に遺体で見つかった同級生の男子学生(19)の実名を掲載した読売新聞8日付朝刊と夕刊を一時、利用者に閲覧させないようにしていたことが11日、分かった。館長らが9日午後に緊急会議を開き、10日以降はこの措置を解除したという。図書館で新聞の閲覧が制限されたケースはこれまでにないとみられ、関係者からは「検閲になりかねない」と批判の声が上がっている。
<中略>
日本図書館協会(東京)の「図書館の自由に関する宣言」には、「正当な理由がないかぎり、ある種の資料を特別扱いしたり、資料の内容に手を加えたり、書架から撤去したり、廃棄したりはしない」と明記。新聞の閲覧を制限した例は「これまでにない」という。
松岡要事務局長は「プライバシーの保護は大切だが、少年法の解釈をもって閲覧を規制するという『司法的行為』を図書館が行うことはありえない。検閲にもなりかねない危険な行為。記事についての判断は国民や読者がすべきことであり、図書館はむしろ、知る自由を後押しすべきではないか」と話している。
まぁ、現実はこんなもんですが。
どんな理念であれ、ただの宣言に過ぎない以上恣意的な運用を妨げるものではないわけで。
ま、それはそれとして。
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