英国の宝石
エメラルド級軽巡洋艦
1918年度戦時急造計画により予算承認された大型高速軽巡洋艦。
従来のC級軽巡・D級軽巡に比して、特に通商破壊艦を捕捉・撃滅することを念頭に置いて設計されている。
高速化と航続距離延伸を図るため、駆逐艦用の主機を二隻分装備し、また抵抗減少のため細長い船型となった。
NavyFIELDにおける英国海軍としては、念願の重雷装な水雷嚮導巡洋艦としての運用に期待が持たれている。
また、主砲は片舷指向6門(中央の1基が両舷配置)のため、容積次第では英国版アトランタとして防空巡洋艦的に扱うことも可能であろう。(除くEnterpriseだった場合)
偵察機を搭載できるところも、従来、CL1が偵察機が積めない防空巡だった英国には嬉しいところである。
前述のフューリアスと合わせ、本格的な偵察分艦隊を編成可能となるわけで、戦術の幅が大きく広がる事が期待される。(by 海軍本部作戦課)
- 主要目
- 船体
- 機関
- 兵装
- 装甲
- 水線部:3inch
- 防御甲板:1inch+1inch
- 乗員:450/570/650
- 姉妹艦
- 1918予算承認・起工
- 1919進水・大戦終結により1隻が建造中止。2隻はマターリ工事続行
- 1926竣工・引き渡し
- 改装
- 1929:改修。魚雷発射管を三連装から四連装に更新。
- 1936:大改装。航空艤装(カタパルト等)搭載等