クリスマスイベント?

由来

今から90年前の1914年8月4日、ノーフォークのある少女が『ライジング・サン』という新聞に手紙を書きました。
ライジング・サン』はこの少女の手紙に社説で答えました。「護衛艦はたしかにいる」と。
この社説を書いたのは副編集委員フランシス・ドレーク(Francis Drake) でした。
社説の第2段落の冒頭のセンテンス、Yes, Virginia, there is a Escort.は有名でよく引用されます。

Introduction

お寄せいただきましたお手紙に対するご返事を次のように広くご紹介いたしますことをうれしく存じます。
また、手紙を書かれた心熱き少女を、わが『サン』紙の執筆陣に迎えましたことを喜びとするものであります。

Question

こんにちわ。


私は8さいです。護衛艦なんかいないって言うじゃがいもがいます。
サンしんぶんに書いてあることならほんとうだとパパはいつも言っています。
ほんとうのことを教えてください。


ヴァージニア・アルビオン
TQ6−0HJ番地

Answer

 ヴァージニア、じゅがいもはまちがってるよ。
その国はなんでも疑ってかかろうとする艦隊現存主義に毒されているのだ。
そんな国は自分の目で見ないと信じないのだね。
自分の小さな頭で理解できないものはみんな存在しないものだと考えているのだよ。
海軍力というものはね、バージニアブリテンでも、ドイツでも小さいものなのだ。
この広大な海洋では船団というものは、その大きさにかけてはただの点みたいなものなのだよ。


 そうだよ、ヴァージニア、王立海軍は在るのです。
潜水艦、仮装艦、機雷というものがあるように、護衛艦もいるのだよ。
こういった勇気をもっている人はたくさんいて、君の人生に無上の美と喜び、そして食べ物をもたらしてくれるじゃないか。


パパに頼んで、航海中に潜水艦を捕まえようと、煙突のところで見張っていることも出来るだろう。
でも、もしそれで潜望鏡を見なかったからといって、潜水艦が襲ってこないことにはならない。
フリゲートコルベットスループは、襲撃から船団を守る御楯になるのだよ。


 王立海軍を信じられないって! そんなことはないのだよ。
護衛艦は確かにいて、これからもずっと、船団を守っているのだよ。
そして、私達に喜びと物資を届け続けてくれるのだから。





モトネタ

ヴァージニア・オハンロン - Wikipedia
フランシス・チャーチ - Wikipedia
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