女王陛下のまぐろ漁船

対潜底引き漁船の類ですか?(チガイマス

海賊対策でマグロ漁船、居場所を英海軍に通報(読売新聞 - 11月24日 16:00)
 ソマリア沖の海賊対策として、日本の遠洋マグロ漁業者の組合と、英海軍の情報機関が連携し、漁船の位置情報を連合軍の海賊対策機関に自動通報するシステムの運用が近く始まることになった。


 各国商船・旅客船の位置情報や海賊事件通報を集約し、連合軍艦船で情報共有する英海軍の「英国海事貿易オペレーション」(UKMTO)と、「日本かつお・まぐろ漁業協同組合」が先月、外務省の仲介で、情報提供の仕組み作りで合意したものだ。


 具体的には、同組合が所属漁船の位置把握に使用しているシステムを応用し、監視海域に入った漁船からUKMTOに毎日1回、位置情報を自動送信するシステムを構築する。UKMTOからの海賊通報は、同組合が一報を受け、各漁船に配信する。UKMTOによる漁船情報の収集は、スペインに次いで日本が2か国目となる。


 インド洋は主にキハダマグロの好漁場で、日本のはえ縄漁船が150〜170隻操業している。ソマリア沖の海賊被害が増えた2007年以降は、ソマリア沿岸を避け、南方のセーシェルタンザニア沖などで操業している。しかし、最近は海賊の活動海域が拡大、韓国や台湾の漁船が海賊に遭う事件も発生している。


 ソマリア沖では今年に入って海賊事件が急増、前年比7割増の約200件に達している。現在、海上自衛隊を含め、約30か国、30〜40隻の海軍艦船が海賊対処活動を行っている。