本場『NF』は二次創作を奨励

京城発、シンプレックス通信社電)韓国SDEはオンラインゲーム『海軍戦場』韓国版において、2008年7月18日(金)より「アイエフフェス」*1を開催すると発表しました。
「アイエフ」とは「イフ・ストーリー」の略で、既存の歴史を題材に漫画や小説などの創作活動を行うことで、日本で言うところの『架空戦記』に当たります。
『海軍戦場』の「アイエフフェス」は4回目を数える人気のイベントで、漫画、イラスト、架空艦船・架空機、軍装といった作品を募集します。それぞれの部門の優秀な作品には賞金100万ウォン(約10万円)、50万ウォン(約5万円)、30万ウォン(約3万円)が贈られるほか、優秀な架空艦・架空機のデザインはゲームに登場することとなります。
阿蘇要塞1995』以降、『紺碧艦隊』『鋼鉄の嵐』シリーズなどで読者参加は架空戦記の人気を測るバロメータとなっていますが、『海軍戦場』にどんな作品が集まるのか、日本のプレイヤーとしても興味のあるところではないでしょうか?

*1:日本での開催はイフコンIFCON

給料のもらえるオンラインゲーム:不正行為急速増加、1万人を処罰

京城発:シンプレックス通信社電)韓国SDEはMMOSLG『NF online』韓国版において、不正プレイヤー1万人を摘発したと発表しました。
『NF online』は「提督」に月額38万円の給料を支払うことで話題となったオンラインゲームですが、給料制導入と同時に枕(自動でミッションを続ける不正外部プログラム)などの不正が38%も増加。SDEは1万人を摘発、3452人のアカウントを停止しました。
不正プレイヤー1万人が一度に摘発されるというのはオンラインゲームにおいてもなかなか珍しい事例。3452人もがアカウント停止となっているということは不正プレイヤーの約30%が究極の制裁を受ける重度の不正に手を染めていたということになり、数ばかりか割合の高さも瞠目すべきものがあります。
SDEは給料制導入と不正プレイヤーの増加は無関係としていますが、給料を得られるプレイヤーの条件として「65レベル(准将)以上であること」が挙げられており、急速なレベルアップを可能とする枕の増加と給料制は繋がりがないとは言い切れないのではないでしょうか?

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